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このブログでは、自分の思いに素直に、シンプルに、「私らしく生きる」ことを応援しています。
揺るぎない自分でいるための「ひとりの時間」
自分の本心と共に、自分を大切にして生きることを望んだとき、自分の心の声に耳を傾けて本当の思いを振り返る時間をとり、本心と繋いだ手を確認しながら進むことはとても大切だと思います。
周囲から影響され左右されるのではなく、感情に流されるのでもなく、本当は自分がどうしたいのか、どう考えているのかを見つめる時間です。
潜在意識と本心と感情とで、足並みを揃えて仲良く一歩ずつ進むとき、心の違和感は薄らいでいき見える景色がクリアになり、何となく心身の調和を感じ安心感に包まれます。
自分にとっての心地良い生き方に気づいていく時間です。
他人の価値観や過去の感情に流されず、本当の自分に向き合うひとりの時間です。
何もせずにじっとしていても、人は多かれ少なかれ絶えず周囲から何かを感じています。
風や日差し、何かの気配、空気感、雰囲気、香り、温度や湿度、声や物音などです。
そのため、そっとしておいてくれる環境に自分を置き、確認・リセットする時間があるといいです。
他人から影響を受けている、という意識
人と人は影響を与え合います。
知らない間に他人から影響を受け意見が変わることもあります。
見えない圧力に考えを歪めてしまうこともあります。
「眼差しの力」はその見えない圧力の一つかもしれません。
意識しなければ大して気にならず普段やり過ごしていることでも、よく観察してみると真実が見えてきてハッとすることがあります。
そこで、意外に影響力のある「眼差しの力」について書いてみたいと思います。
眼差しは電波のように届きます
眼差しはいつも当たり前にそこにあり小さな声で語りかけているようなものだから見逃されやすいです。
それでも眼差しは人に働きかけていて、時には人を動かします。
眼差しには影響力があり、穏やかでやさしい眼差しは空間を温め、人を柔らかく包み込みますし、否定的・批判的・排除的な眼差しは空間(に居る人)を凍てつかせてしまうかもしれません。
(受け止め方は様々ですので一概には言えませんが。)
空間には、見て感じる広さや、目に入る色、その場所に漂う香り(匂い)、風、聴こえてくる音やBGM、ちょっとした生活音など、人間が持つ五感が捉える感覚的な要因があり、誰でも多少なり環境から影響を受けて暮らしているのではないでしょうか。
簡単に表現すると「雰囲気」とも言えそうな気がします。
「何だか気分がザワザワするなぁ」と思うと、耳障りな音の影響を受けていたり、「匂いが気になって集中できない」こともあります。
(情報の源となるので全て良くないこととは言いませんが。)
距離を越えて届く眼差しの力
人が影響を受ける要因にはそれ以外にも色々ありますが、今感じている雰囲気に「誰かの眼差しが発信する電波(のようなもの)」が含まれていませんか?
視線がWi-Fiのように空間を漂い誰かに受け取られていて、人を温かく包んだりモチベーションを支えたり、または人をコントロールすることもあるのではないでしょうか。
受容の眼差しの中では、安心して自分らしく居ることができるでしょう。
真剣で共感的な視線を向けて貰えたら、固く閉じた心を開いて本音を打ち明けられるかもしれません。
笑顔が多い空間の方が居心地が良く朗らかでいられ、穏やかな空間に居ると落ち着けますね。
言葉にしなくても刺(トゲ)のある眼差しを向けられたら居心地は悪くなります。
眼差しが語りかけるということが実際にあると思えるのです。
視線で交わす会話、意思の疎通もあると思います。
眼差しは人を取り巻く環境を構成する要因の一つで、温かな眼差しは電波のように届きます。
想念の影響力と磁場の力
眼差しのもつ僅かな影響力も集合体になると圧倒的な感じになります。
言葉や身振り手振りが加わるとリアリティーが増していき益々引き込まれやすくなる。
そんな、空間にできる想念の磁場というものがあるように思います。
例えば、どこからか悪口が発生すると、日頃溜まっていたストレスが出口を求めて一気に噴き出すからか「そうそう」と口々に不満を述べて盛り上がることがあり、そこに批判し同調する仲間関係ができて、ある種の磁場のようなものが形成されます。
自分が過ごす環境は、責任をもって自分で選ぶ
関わる人から影響を受けて己の人となりがつくられていきます。
人が多ければ多い程、そこに集まる人の想念が濃くなり、集合意識が形成されて空間に一種独特な雰囲気がつくられる。
日々どんな所に身を置くか、どんな考えを持つ人と共に過ごすか、あるいは仕事をするか、生活するかは大切ですね。
敏感な方は既に、意識を持っていかれないよう注意や防御をしているでしょう。
美しい花々や大自然などエネルギーチャージできる場所もあるし、上記のようなマイナスエネルギーの磁場は居るだけでまるで生命エネルギーを持っていかれるように疲弊します。
類は友を呼ぶので、一緒に居る人と同じような雰囲気をまとう人になりやすいです。
属する集団の色に染まるということです。
同調圧力も人を支配している見えない力ですよ。
自然の中に居ると、自由に解き放たれたような気分になりませんか?
森や湖、草花、小鳥、小さな虫たち、そよ風など、自然環境は、ただそこに、やさしくあるだけで人に求めることはしないです。
自然の中にただ居るだけで、人の目から発信されるあらゆる電波から解放され、自分らしさを取り戻す感覚を味わえるでしょう。
少し話が逸れてしまいましたが、眼差しには影響力があることを覚えておくとよいと思います。
人の目に温かく見守られるのか、監視され批判されてコントロールを受けるのか、自分はどう生きていくのかを一度考えてみるのもいいかもしれません。
(『人の目を気にする』という自分の在り方が根本原因のひとつにあるかもしれませんが。)
人はいつでも自分の居場所や気分を選べるから、不要な電波はスルーしてなりたい自分でいましょうね。