このブログにお越しいただきありがとうございます。「私らしく生きる」を応援したいので書いています。
また、保育者経験と子育ての実感から、子どもが幸せに育まれる方法を考えて発信しています。
子育てをしていたらイライラすることなんていっぱいありますね。
でもそんな葛藤場面はぜーんぶ今この瞬間からでも、「新しい価値観で子育てする私」を創ることで、子どもと一緒に自分も育っていく成長のチャンスになりますよ。
育児のイライラをチャンスに変えて、子どもと一緒に育っていけるとっておきの考え方があるんです。
子育てをして直面する「困った場面」への対処法のヒントや、また子どもと共にお母さんも成長していく一石二鳥の考え方がみつかりますように・・・。
育児のイライラをチャンスに変えて、親子で一緒に育っていけるとっておきの方法とは
それは、子育ての発想を転換をするだけです。
今この瞬間からでもやってみることができるよう、具体例を書いてシンプルに分かりやすくお伝えしていきますね。
読み終える頃には1つでも、2つでも発想転換のコツが分かり、ちょっとした考え方の変化で子育てが辛いものではなくなるのを感じて頂けると思います。
(完璧な良妻賢母の方には当てはまらないかもしれませんが・・・)
- 泣きやまないよトホホ
- あなたはどうしてできないの?
- グズグズ時間がかかってイライラ
- 恐るべし2歳児の反抗期
- 食べこぼしはもう勘弁して
こんな困った悩みから解き放たれましょう。
知って損することはありませんので良かったらどうぞ^^
親子で一緒に成長していける、魔法みたいな子育ての方法
本当は誰だって、やさしいお母さんでいたいですよね。
いつもニコニコしていたいし、ほんとは怒りたくなんかない。
でも、イライラが膨らんで時間も無くなって、どうしようもなく追い詰められて・・・
ついに、
「早くして」
「ダメでしょ」
「いいかげんにしなさ~~~い」
なんて言ってしまい自己嫌悪・・・。
毎日子育てをしていたら、こんなことがたくさん起こりますよね。
真面目で一生懸命なお母さんほど何とかしようともがいて、でもまた同じようなことが起きて堂々巡りのアリ地獄。
そして自分を責めて傷ついてしまう悪循環に陥ってしまいます。
(お恥ずかしながら、以前の私はそうでした)
でもね、子育ての「困ったこと」も、発想をちょっと変えたら気分が360度ひっくり返って、世界観が変わって気持ちがグッと楽になります!
悩まなくても落ち込まなくても大丈夫なんです!
そして更に、子育てしながら自分も子どもと一緒に成長していける!
そんな魔法みたいな方法があるんです。
*子育て真っただ中でイライラしてばかりだけれど、ほんとはいい人で真面目で頑張り屋さんで、子どもを大切にしたいし、幸せになってほしい。そして自分も子育てを通して成長し幸せに生きていきたい。
そんなステキで一生懸命なお母さんに子育ての悩みを少しでも軽くして明るく前向きに楽しんでもらえるよう、ここでこっそり「自分も一緒に育つ」子育てのヒントとなる発想の転換術をお伝えしますね。
1.子どもが泣く
子どもの泣き声は聞いていて切ないです。
大きな声で何十分も泣き続けられると、イライラが募るし、その泣き声から解放してよ・・・って、こっちが泣きたくなります。
本当によく泣く子どもっています。
「夜泣き」や「夕暮れ泣き」など、1時間も2時間も、あまりこれと言った理由がなくても泣きやまないことだってあります。
では、そんな時はどうするか・・・。
【発想の転換】
泣くのは声を出す練習、発声練習と思う。
泣いて運動をしているとか。
(病気で体調が悪くて泣いている時は別で、通院が必要な場合もありますね。)
あまりにも泣いて、こっちが泣きたくなった時は・・・思い切って子どもと一緒に泣きましょう。
泣き疲れて子ども(赤ちゃん)と一緒にグーグー眠れたらすごくいいです。
大人は泣きたくても簡単には泣けません。
そうそう状況が許しませんしね。
普通は我慢しますよね。
ですから、一度泣くことを自分に許可してみるといいです。
本当は泣きたかったけれど泣くことができなかった過去の・今の自分を思いやって、「泣いていいんだよ」って言ってあげましょう。
泣けずに辛かった過去の自分を受けとめて、溜まっていたやるせなさを全て涙とともに出し切って、自分を癒してあげられたらいいですね。
2.親の思い(理想)通りにいかない
「どうして出来ないの?」(イライラ)
「何回言っても分からないの?」(イライラ)
子どもは親が思ったようには動いてくれませんね。
子どもに対して支配的になるつもりはないでしょうが、ついついこんな言葉を連発しがちです。
お母さんとしては、「これ出来なかったら社会に出て困るよ」とか「普通は誰でも自分でやるんだよ」と、心配だからつい言ってしまいます。
しかし、(ここが問題なんですが)お母さんがそう言ったからといって子どもがその通りに動いてくれることは・・・残念ですが殆どありません。
言われれば言われるほど益々意固地になったりして(><)
だからそれ、やめちゃいましょう。
【発想の転換】
もし仮にですが、自分が誰かに「ああしろ、こうしろ」と言われたとして、それを素直に受け入れるのって出来ます?
私だったら無理かも^^;
子どもも同じなんですね。
人間だから。
あっさりと、「そうだよね!できない時もあるよ」と、納得しましょう。
今すぐは難しくても、大丈夫。
子どもは必ず自分の力で気付いていきますよ^^
お子さんは「世間に流されず自分をもっているんだ」と考えみてはどうでしょう。
お母さんもお子さんに習って、自分らしく生きることを考えてみるのもいいですね。
案外、子どもらしい純粋な自分を取り戻す機会になるかもしれません。
子育ては、自分が成長するチャンスに満ちていますよ^ ^
3.何をするにも時間がかかる
「グズグズしないで~~~!」
「早くして~~~っつ!」
こんな叫びが今にも聞こえてきそうです。
子育てしていたら、時間に追われる危険な状況の多いのなんの。
そしてイライラは募るばかりです。
【発想の転換】
ハイ、時間がかかるのは極々普通のことです。
「靴履いて!」と言ったところで、かわいい靴下に見とれたりマジックテープで遊んだり・・・誘惑がたくさんあるのですから。
難しくてなかなかできないのを小さな手で一生懸命やろうとしています。
「遊ぶのは好奇心旺盛な証拠」「諦めずにやり続けるなんて、偉いなぁ」と考えましょう^^
ボーっとしているように見えても、いずれスイッチが入る時が来ますよ!
時間がかかるところばかりを見ていると「グズな子」という観点に段々ハマってしまうので、即刻違うことに目を向けましょう。
「忍耐強く頑張るなぁ」「辛抱強いなぁ」と発想転換して、お子さんの情熱?!を称賛しましょう💛
朝にこんな状況がある時は、お母さんがやってあげたって別にいいと思います。
やってあげたら甘えて意欲がなくなるとかでもないし、過保護ということでもないですよ。
子どもの主体性を尊重していない育児、とかにもなりません。
完璧を求めずに気持ちをちょっと楽にしてね。
4.2歳児頃の反抗期
2歳児頃の「イヤイヤ期」「ヤダヤダ期」というのがあります。
涙や鼻水でドロドロになるまで子どもが反抗を続け、お母さんとしては本当につらい時期です。
お子さんは、何を言っても、どうやっても、あれもこれも、どーしてもイヤなんですよね。
さて、お母さんがグッタリしてしまう前に・・・。
【発想の転換】
2歳児頃の、脳神経の数は人生の中で最も多いのだそうです。
つまり、子どもにとっては考えの整理がつかず興奮して落ち着かず、もう、どうしていいか分からず、困り果てて泣くしかない状態なのだそうです。
これを知っていると、「可哀そうに、脳が興奮してしまって大変だわね」と冷静になることが出来るのではないでしょうか。
そんな状態も永遠ではありません。
必要な脳神経は残り、要らない部分は淘汰され整理されていきますから、自然に落ち着いていきます。
本当ですよ^^
分かりやすく説明したいと思います。
では、白い紙を2枚と鉛筆を用意してください。
1枚の紙に、グルグルとなぐり書きをしましょう。
バイキンマンが潜む黒雲ができるまで、書いてくださいね。
出来上がった黒雲のような絵がまさに、2歳児の反抗期真っ只中のお子さんの脳内です。
そしたら次に、もう1枚の紙に3本の線を描きましょう。
川の字、漢数字の三、縦でも横でも大丈夫です、アディダスの3本ラインのようにね。
スッキリしていますよね。
そして、お子さんの脳内が成長と共にスッキリしていくのをイメージしでください。(本当に3本ラインになってしまったら大変ですが・・・あくまでも分かりやすくするためですので)
こんな感じで、段々と落ち着いて来るんですね、大丈夫です^ ^
だから今は、お子さんとの「愛着の絆」をしっかりと結ぶチャンスだと捉えましょう。
泣きわめき「ヤダヤダ」をくり返す、どうしようもなくなっている状態のお子さんの姿も、「お母さんはしっかりと受け止めていますよ」と認めてあげるだけで十分です。
お子さんは今、自分というものを力いっぱい出し切る練習を極限まで頑張っています。
「こんなにどうしようもない状態の私のことをお母さんは受けとめ見守ってくれている」と思えたら、お子さんにとってはどれ程心強いでしょう。
一生涯の大きな支え、幸せに生きるための力の源となりますよ。
背中にいつも自分をそっと見守る温かな眼差しを感じながら、これからもずっと安心して自分を出すことが出来ますね。
心に「愛着の絆」がしっかりと結ばれている子どもは、自分を素晴らしい存在と認める力、「自己肯定感」をもつことができます。
あとは・・・何を言ってもどうにもならないので、そーっと見守りましょうね。
お買い物の途中で「ヤダヤダ」になってしまったら、怒らず抱っこで強制退場でも仕方ないです。
お母さんの子育てが間違っているから、躾が悪いから、こんなに反抗する、ということではないので、そこは絶対に覚えておいてくださいね。
人目なんか気にしなくていいんです!お母さんは間違っていませんから!
分かる人は分かります、大丈夫です💛
5.食べこぼし
椅子の下、床一面にご飯粒がいっぱいだー。
顔中にスープがベトベト、まるで塗っているみたい。
おかずを手で撒き散らしているのかしら・・・。
食べる意欲は高まっていても、まだ手やスプーンを上手く操作して口に入れることができない時期ですね。
自分でやりたくて仕方ないから、手を添えて教えてあげようとしたり、手伝って口に入れてあげようとしても、すごく怒って拒否!しまいには汁椀をひっくり返してしまうとか・・・。
一生懸命食事の準備をして、食事が終われば後片付けもしなくてはならないお母さんにとっては、こうなるとイライラもピークですね。
食事の時間が本当にもう、ど〜〜にもならず辛い。そんな時は・・・。
【発想の転換】
新聞紙を敷き詰めてビニールのエプロンを付けて思う存分、食事してもらいましょう。
そして終わったら「ハイ、ごちそうさま!」と、新聞丸めて一気に捨てて、サッパリしましょう!
成長過程には様々な段階がありますね。ここを通って上達するし自分の力で食べようとするのは生きる力・主体性が育っているという証拠でもありますね。
追伸:お子さんが手に持ち使っているスプーンの他にもう一本お母さん用のスプーンを用意して、時々横からさりげなく、そっと口に入れてあげると、自分で食べるのと違和感なくモグモグ出来ることもありますよ!
<まとめ>
子どもは別人格。
思い通りにはならないと理解するのがいいかもしれません。
そして、「子どもは自ら育つ力を持っている」ので、そんなに心配しなくても大丈夫だということも。
「困った姿」と思われる子どもの様々な「発達過程」を受け容れることと、お母さん自身が自分の良いところも気に入らない所もありのままを受け容れることを重ね合わせてみてくださいね。
子どもも自分も丸ごと認めて大事にする寛容の心を学ぶ絶好のチャンスになりますよ💛
不完全に感じても、思うようにいかなくても、大事な今を一生懸命に生きている、そんな姿を子どもからも親としての自分からもたくさん感じて、お母さん自身を大切にしていきましょうね。
頑張っている自分を共感的に受けとめて褒めて認めてあげましょう。
お母さんは、お子さんにとって太陽ですもの♪
まずは親自身が心身共に健康で元気なのが一番です!
子育ては、まさに「自分育て」、繋がっていますね。
どうか、かけがえのない毎日が笑顔にあふれた楽しい日々になりますように💛
読んでくださりありがとうございました。