時にはね
失望、絶望、喪失感、無力感・・・
敗北感でいっぱいで、肩を落としトボトボと帰路につくこともあります。
負け犬の気分。
自信を失い、壊れそうな自尊心を辛うじて保ち自分の居場所に帰るとき。
そんな自分の姿を認めたくはない。
けれど、
今、自分は無力だと感じて、その重みに辛うじて耐えている。
そんな日もありますね。
それはそれで、
何か得るものがあるのだろうけど、
経験する意味があるのだろうけど、
早めに心を軽くして、本来の自分に戻れるといいですね。
エネルギーは限りある資源で大切な財産。
だから、自分の目標や本来の目的に向かって使った方がいいよ。
使いたい所に使おうよ。
自己否定の沼からの脱却
辛い時間をやり過ごす方法はたくさんあるはず。
試せることもたくさんあるはず。
心を軽くして明日に向かう方法は、色々と言われています。
その一つとして提案させてください。
鳥のように上空へ
どうしても辛くて辛くて、「自分を受け入れられない」
そんな時には、鳥になったつもりで、空から自分を見てみませんか?
自分を含めた風景を少し距離を置いて、他人事のように遠くから眺めてみませんか?
映し出される後ろ姿
くたびれたスーツの背中も
曲がった腰も
薄くなった頭も
重たい足取りも
本屋に立ち寄って紛らわせようとしているのも
重い鞄をぶら下げて人ごみに消えていくのも
ただぼんやりプラットホームのベンチで意識が遠のくのも
その姿は、今日を(これまでを)生きた証ですね。
今日を(これまでの人生を)精一杯生きた自分の後ろ姿を
この手で抱きしめながら帰りましょう。
心が涙で雨ざらしになろうと、あなたは(私は)立派だし、
立派に今日を生き抜いたのですね。
与えられた命を使い、今日も1日が終わるということ。
あなたが(私が)与えられた魂と、
この身体と、
精神を
今日1日立派に維持したということ。
十分に価値があると思うのです。
どうかなぁ。