このシリーズの①では、「辛く感じる人生の闇の時間に光を与え心を軽くする方法」というテーマで、いつもと違う場所で人や物事に新鮮に出会い、見える人や現象を変えて感覚をフラットにしていくという方法をお伝えしました。
追加ですが、落ちている自分のモチベーション・内面を本質から塗り替えてしまうくらい変えたい、というときには、一面が雪に覆われた場所、大自然の中に身を置くこともお勧めです。
近くに公園があればその近くに車を停めて佇んでみるとか、スキー場や温泉など、自分の居心地が良く寛ぎを感じられればどこでも大丈夫です。
目の前の雪景色を静かにじっと体験できるといいです。
実際に、雪に手で触れてみるのもいいですね。
雪の結晶を見つけたら、それら1つひとつが誰かの人生のひとコマだと考えると、スケール感が変わります。
それぞれに違った形がありどれも美しい結晶ですが、掌に落ちれば体温であっという間に解けてしまう。
儚いものですがとても美しい。
反対に、結晶を集めたら何かを形創ることができます。
降り積もる雪や白い世界をただぼんやりと観ているだけで心が洗われます。
この後必ず訪れる春もイメージしてみるといいです。
降り積もった雪は必ず解けますね。
ずっと冬が続いていたことはこれまで一度もありませんから。
人生の悩みや苦しみも、ある日突然雪解けが訪れ、いつか全てが水になり流れていくと信じてみませんか。
季節が移り変わるように、必ず人生も変化し続けています。
「春が来るよ」「大丈夫」「あきらめずに信じよう」そう自分に話しかけ、疲れた心を包んであげましょうね。
導かれるから「大丈夫!」
ここから本題に入ります
今日は、どんなに迷い混乱し先が見えなくなっても、道を切り開き前に進むチャンスは必ず見つけられるということをお伝えします。
これは、私自身に実際にあった2つの不思議な体験です。
読んでくださった後は、「導かれる」という感覚が少しでも感じていただけるのではないかと思います。
人生の岐路に誰かに(何かに)「導かれた」と感じた私の出来事
人生の岐路でつまずいたときに起こったこと
かつて、人生の選択に迷いに迷って困り果て、途方にくれてしまった時のことです。
誰にも話せず、かと言って自分1人で決めることもできず、堂々巡り。
どうしようもない混乱で眠れない日々が続いていました。
私は、苦しさに耐えきれず住んでいた場所の近くにある神社に行きお参りするようになりました。
そこは、豊かな自然に囲まれた場所。
早朝は人の姿もなくひっそりとした佇まいで清々とした空気感もあり、小鳥達がさえずり、野生のリスが木々の枝を巡りながら遊んでいることもありました。
冬は辺り一面雪に包まれ春には爽やかな新緑が目に眩しく、夏は蝉の声が響き、秋に色鮮やかな紅葉が見られると間もなく寂しそうな枯葉の風景に変わる。
訪れるたびに季節を感じるお気に入りの神社です。
私は、何だかホッとしたくなると時々そちらにお参りし襟を正していたんですね。
その日はふとそこに置いてあった「おみくじ」が目にとまり何となく引かせて頂くことにしました。
神様にアドバイスしてもらえるようお願いし箱の中から1つ取り出すと「引越し」すると良いと書いてありました。
神様のその言葉は全くの他人事で、(ごめんなさいね)その時点では全く心に響いていませんでした。
何故なら、引っ越すなんてそんな大それたことは、現実味がなくて自分にできるなんてこれっぽっちも考えられなかったから。
私はそれからも変わらず悩みを引きずり、不安で悶々とした日々を過ごしていました。
そして、ふた月程経った時です。
私は初詣で再度同じ神社を訪れました。
そしてまた、おみくじを引きました。
「どうか私にメッセージをお願いします」って。
すると・・・神様から頂いたおみくじはまさかの前回と全く同じものだったのです。
神様はまたまた「引越し」をすると良いとおっしゃる。
「あれっ?」と思いましたよ。引いた本人にとっては驚きです。不思議です、こんな偶然ってあるのかしらと思うよね。
でも、同じおみくじを引いてしまうなんて間の抜けた私らしくてね、笑いがこみ上げてしまい半信半疑。
神様に2回続けて「引越し」って言われても、私はまだまだ信じていませんでした。
「そんなの偶然。たまたまそうなっただけに違いない」って。
「引越し」するということは、仕事も住居も人間関係も今の生活全てを手放すということです。ずっと暮らした街、何度も通った大好きな公園、ドライブコース、カフェ、大好きなパン屋さん、それら全部とさよならをするのです。
親しみを込めて通ったその神社さんともお別れです。
全てを断ち切り引っ越しするなど、平凡な私には到底できるはずがありません。
それでもやはり気になって仕方がないです。
どうもソワソワして落ち着かず、私は日を空けずに再度同じ神社に行きました。
そして神様にお尋ねしました。
「神様、私をからかってますか⁈ 本当にお引越しするのがいいなら、もう一回同じのを引かせてくださいねっ。待ってまーす」って。
そんなノリでした。
そしたらね…………出たんです。
ほんとにホントに、本当に、全く同じおみくじ、3回目ですよっ。
鈍い私も、さすがに神様を信じました。
「そこまでしなけりゃわからんのかい!」って、神様に突っ込まれた気分でした。
その通りです、神様。
私は鈍くて疑り深いんです。。
自分に自信もなく器が小さく根性ミミッチイ奴なので、「引っ越し」なんてそんな大それたことできそうにないし(泣)。
だけどね、神様の力強い後押しのお陰もあって(笑)私はやっと腹を括って引っ越しました。
冷蔵庫その他の大型電化製品、家具類、自転車、ベッド、その他何でもかんでも処分して、仕事の整理をして、色々手続きして。
私のどこにそんな力があったのか・・・今となっては奇跡としか言いようがないです。
寂しかったし辛かったなぁ。
今でもまだ思い出すと一瞬胸が苦しい、部分もあるよ。
それからというもの、人生はどんどん変わって来ています。
今ようやく新しいこの土地にも受け入れてもらえるようになり、新生活に慣れ始め、殻を1つずつ破って面白さも感じ始め、これで良かったんだなぁ、って思えます^ ^
(引っ越して6年目にしてね。)
神様は嘘をつかないし、最高最善のタイミングで導いてくださるよ。
神様と書きましたが、それは「天使」とか「宇宙」など、自分がしっくりくるもの、信じているもの何でもオッケーだと思っています。
長くなりましたので、私自身に実際にあった不思議な体験の2つ目は、シリーズ③で次回ご紹介しますね。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
今この瞬間からまた、皆が幸せに包まれ心地良く生きられる新しい時空が創られることを願いつつ^^