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このブログでは、自分の思いに素直に、シンプルに、「私らしく生きる」ことを応援しています。
新しく始めた、保育者の【仕事】に関するシリーズです。
保育の道を選ぶ理由
「子どもが可愛いから」
「保育の仕事が好きだから」
そのような理由で幼稚園や保育園の先生の仕事を選んだ方も多いと思います。
「働くお母さんを支えたい」
「社会貢献のため」
そんな意思をもち、日々奮闘している方もいらっしゃるでしょう。
働きながら資格取得の勉強をして国家試験に合格し、念願の保育職に就いた方もいらっしゃるでしょう。
やりたいことが見つからない。
やりたいことが分からない。
将来の選択に迷っている。
そのような段階を乗り越えて(飛び越えて?)心を決め、この道を歩いて来られたのではないでしょうか。
しかしながら、保育・幼児教育の仕事をしていくと様々な現実問題に直面します。
殆ど全ての物事に於いて、ことを成すには試練や困難が付き物で、そう易々とは行かないでしょうが、理想や心意気だけでは続けるのが困難なのが保育の仕事の厳しい現状でもあります。
保育者の業務には「可愛いな~」「楽しいな~」と子ども達の生き生きとした表情をとても身近に感じていられる幸せがあり、そしてまた、その背後には見えない努力や苦労もたくさんあるということです。
保育者の悩み、その理由は?
人間関係
子ども達との関係や先輩後輩などの同僚間、保護者や地域の方々など様々な人間関係の中で仕事をしているため、思いもよらぬすれ違いが生じる可能性があります。
重労働
子ども達のお世話だけでなく遊具や玩具の出し入れ・整理整頓、園庭・グランド整備、体操で使用するマットや跳び箱、器楽の活動に使用する楽器類などの準備と片付け、保育室や園舎全体の掃除など身体を酷使します。
多忙
仕事内容は多岐に渡ります。
子ども達の生活のお世話をはじめ、遊び・活動の計画、年間計画、月案・週案、児童表などの書類、お便り作成、参観日や運動会・発表会など行事やイベントのアイデア出しと計画書、使用する衣装や大道具小道具類、装飾品などの作り物など、園でも家でもやることはたくさんあります。
保育のアイデアと教材作りのつまづき
あれこれと様々な業務に追われながら、同時に日々の保育計画を考えて教材を用意する、そしてお誕生会など担当行事の準備を進める・・・。
経験豊かな先輩達は時間をやりくりして何とかこなしていますが、就職して間もない時期や任される仕事の量が増え、内容も濃くなる2~3年目くらいは負担感で潰れてしまいそうになるかもしれません。(私はそうでした。)
新人時代は特に、なかなか言葉にできないこともありますね。
悩みを解消するために
保育者の仕事をサポートするための書物はたくさんあります。
お便りの文例集やカット集などサポートグッズもあります。
でもね、保育の仕事は日々ほとんど大部分が手作業で行われます。
実際に手を動かし、重たい荷物を持ち、せっせと働くのは現場の先生たちです。
限られた時間にたくさんのことをこなさなければなりません。
医療や介護の仕事も大変でしょうが、保育の仕事も色々と大変なことがあります。
そして、負担軽減のための提案は色々されているようですが現状がすぐに変わる保証は何もありません。
保育・幼児教育は日本と世界の将来、地球の未来を担う子ども達を育む大切な仕事です。
人格形成の基礎を培う乳幼児期に子どもがあたたかく育まれるってとても大切なこと。
そこに気づきを深めて子どもも保育者も守られ、生活が、人生が保証される現状になっているかは疑問です。
それでも現場の先生たちは頑張っています。
「子ども達のために」なんできれいごとを鵜呑みにして使われている人は今となってはさすがにもういないと思いますが、保育者はひとえに「やさしいから」子どもの為に我慢もするし「子どもが好きだから」頑張っているのだと思います。
限界を感じながらも。
子どもを豊かに育み保育者が成長する環境へ
保育に携わる人々の負担軽減のための具体的な方法はないか考えていきたいと思います。
ほんの僅かでもいいから、
癒しに繋がり、気持ちが楽になったり、
問題が解決へと向かったり、
負担が減って自分の時間が増えたり・・・
仕事を通して自己実現へと向かう実感をもち、大人も子どもも笑顔で輝ける楽しい毎日、希望に満ちた明日を創るための提案をしていきたいと思います。
子どもは「遊び」の中で育ちます。
子どもと「遊び」を楽しむことは保育者の大切な役割です。
保育を通して子どもも大人も育まれ、共に育っていきます。
保育は楽しいです♪
楽しさを共有しましょう!!